• 大切なものにはカギ

    Category: 安全性

    私達は大切なものにはカギをつける、またはカギをかける、という習性があります。
    子供の頃から、どうしても見られたくない日記には、小さなカギつきのものを利用したり、引きだしにカギをかけたり、大事な自転車の車輪にカギをしたりします。
    年頃になると、部屋にまでカギをかけて親に部屋の中をみられないようにしたり、と自分の大切なものがあるところにはあまり誰も立ち入っていただきたくない為に、カギをつけるという防御本能が働くわけです。
    大人になると、自分の憩いの場であり、城である、家やアパート、マンションにカギをして自分の大切な物を守ろうとします。
    元々家や部屋にカギがついているにもかかわらず、「もしかして 1個じゃ不安だから、もう1つつけてみよう」とか「万が一合い鍵を持っている人がいるとよくないから、カギを全部変えちゃおう」とカギ屋さんを呼んで、カギをかえたり、もう一つ、二つ、カギを増設したりするわけです。
    最近では、防犯のために、警察署などでも、なるべく、最新式の防犯カギを利用するよう、住民に提案しており、どういったカギに取り換えたらいいのか、わからない住民の方への商品説明なども行ってくれたりしています。
    最近では1月26日を「1ドア2ロックの日」として、なるべく1つのドアに2つのカギを付けるように指導しているようです。
    カギを甘く見ていたために、空き巣に入られた、なんてことがあってからでは、遅いですし、空き巣にものを取られるだけでなく、命までとられてしまっては、たまりません。
    防犯は自分でできるだけ気を配れば、防げるものが多いです。
    カギを2つつける、というのは今や現代では基本中の基本である防犯初歩ですから、是非ともこれは今すぐにでも実行して頂きたいと思います。
    一旦カギをつけかえたり、強化したりしてみると、少しカギの事情に詳しくなって、防犯についてや、カギについて、より深く勉強してみたくなるから不思議ですよ。