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カギの歴史について
皆様は防犯意識はありますか?防犯意識を高める上で重要なのは戸締まりですが、それにおいて需要なのは鍵の存在なのではないのでしょうか?さて、このようなカギには様々な歴史がありますので、今回はそれを紹介しようと思います。
いろいろなものがあるようですが、まず海外を見てみますと、現在わかっている範囲ですとエジプトが発祥といわれ、木製のもので、かんぬきとピンをあわせて、開けるものが主であったといわれています。
その後複雑なものが出来て、例えば、縫い目のようなコードを結ぶことで、鍵を開けるようになったりしたり、様々な工夫を凝らされるようになったのです。
その後鉄製のものになって、今で言う南京錠になったりしたわけです。
工夫にも様々なベクトルがあって、錠前を巨大化することによって、泥棒から守ったり、その後模様の美しさを目指したり様々なものが出来たわけです。
その後近代に入ると、現代に近いものが出来て、今ではコンピュータロックのようなものが出来ているわけです。
それでは日本ではどうなのでしょうか?意外なことに、日本ではカギは裕福な家しか掛けられておらず、近現代においてもカギを持っていない家が結構あったようです。
確かに商家などには綿密な鍵が合ったのは事実ですが、民間を見てみると平和だったり、村社会が根付いた影響か、鍵はそれほどなくて、本格的になったのが近現代で、特に関東大震災が起こったあたりからといわれています。
これは、現代のようなマイホームが多数出来ただけでなく、関東大震災の影響によって、治安が悪化したので、防犯意識を持つようになった人が大勢いたからといわれています。
このように、鍵の歴史を見てみますと、様々な歴史や社会事情がわかるものです。
基本的に鍵はあなたの財産を守るものなので、しっかりと知って防犯と向き合ってみてはいかがでしょうか?あなたの家の鍵はどうなっていますか?一度見てみてはいかがでしょうか?